ツール15ステージ

  • アームストロングのアシスト役のヒンカピーがまさかの勝利。
  • マイヨ・ジョーヌ争いでは、アームストロングに対してCSCイヴァン・バッソが同着で踏みとどまったが、Tモバイルのウルリッヒラボバンクミケル・ラスムッセンが1分30秒引き離された。
  • この時点で4位だが、6分差ではウルリッヒの逆転は難しいとオフィシャルでも言われているし、私的に見ても、いわば「鳴かぬなら鳴くまで待とう」の彼のスタイルでは、ちと辛いかとも思う。アームストロングの卓越した個人能力と、それを生かすチームの組織能力は、ミスすることなくピレネーでの作戦を終えようとしている。
  • 3分差で現在3位のラスムッセンは、元マウンテンの世界王者からロードに転向、今回ようやく山岳賞(赤玉ジャージ)をほぼ手中に収めようとしている。目標はそこにあっただろうし。それ以上となると、うーん。
  • というわけで、マイヨ・ジョーヌ争の行方はアームストロングとイヴァン・バッソが争うという話です。おしまい。